■2004年06月23日(水)18:38
ドンキー樽
樽の製作過程をご紹介します、TVゲームのキャラクターで、
発泡スチロールにFRPの製作です。
■2004年06月22日(火)18:45
1:設計/図面
樽の製作依頼を受けての図面作成。
平面図、立面図、断面図などを描いているとダルマ落としを連想してしまいます。
ダルマ落とし?・・・。!この時点で作り方が決定しました。
樽といっても胴を切り取ってトンネル状にしたものです。
それぞれのパーツの立面、平面を色別けで関連付けて作図しました。
■2004年06月21日(月)18:48
2:熱線カット
図面を元にパーツの断面になるベニヤ型を作っておきます。
発泡スチロールの両面に位置を合わせて型を貼付けた後、ニクロム線でカットします。
2人での作業はお互いに息を合わせてニクロム線を張りながら、型に添わせて慎重に進めます。
このような丸い形の物は材料のロスがかなり出てしまいます。
後にリサイクルのため端材は引き取ってもらいましたが、満面笑みで持って帰られました。
さぞリサイクルや再利用のし甲斐があったでしょう。
■2004年06月20日(日)18:50
3:パーツ
それぞれの形、それぞれの厚みに切り出したパーツです。
これを順番に積み重ねていくと樽になるはずです。
金属のタガの部分と木部の樽の部分、木部にはこの時点で目地になる溝が彫ってあります。
大小2種類の樽を作るためのパーツの数は60数個にのぼりました。
■2004年06月19日(土)18:52
4:接着
切りそろえたパーツを合体するため接着剤を塗布します、もちろん発泡スチロール用の接着剤です。
木工やその他に使う溶剤系の速乾ボンドと使い方は同じで、おまけに色まで一緒です。
匂いが違うので間違える事はありませんが、もし間違えると大変です、その瞬間発泡スチロールはみるみる内に溶けてしまいます。
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