CVT無段変速機は歯車以外の機構で動力を伝達する変速機です。
基本的な原理はボール盤などで用いられるプーリーとVベルトによる古典的な変速装置と同じですが、CVT変速機は入力側と出力側の可変プーリーが同時に作動して互いの溝幅が増減します。
これによって金属ベルトの各プーリーとの接触有効径が変化する事によって出力側の回転速度が無段階に変化する仕組みです。
アクリルキットではプーリーの形は例によって積層式です、本来は摩擦力でベルトを保持する構造ですが、アクリルには機械的圧を掛けられないのでギアの形を採りました。
Vベルトは難関でしたがボールチェーンを使ってハート形のパーツが連なる形にし、プーリーと噛み合う事を目指しました。
このCVT無段変速機のモデルは複数の構成要素に複雑な動きや働きがあるため、他のモデルと比べ操作や運転が簡単にこなせないリスクもありますが、完成後は、装置と折り合いをつけながら操作運転してこの無段変速機の興味深い動きをお楽しみください。
CVTの構造について(ブログ)
CVT無段変速機
注文番号:E-25
¥23,100
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