1:展開図


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三角錐が四方八方にトゲのように突き出た光る星のオブジェ。
イメージパースからそう理解しました。

まずケント紙で縮尺模型づくり、正三角形をつなぎ合わせて球体にする事から始めました。

はたして正三角形で球体が出来るのか?、テープで三角紙を貼っていくと何やら見えて来ました。
球体と言うより多面体、正三角形が20枚で出来そうです。

2:20面体


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正三角形20枚で出来る多面体これを正20面体と言うそうです。
後で気が付きましたが「正20面体」をキーワード検索すると、
沢山の情報が溢れていました。

アクリルで作ったのは正確な角度を求めるためですが、
これもネット検索で簡単に答が見つかったかも知れません、
恐るべし、IT時代。

3:星の模型


3mokei.jpg 442×361 22K
ケント紙で作った正20面体をコアに、底面が同じサイズの正三角錐を20本取り付けました。

だいたいイメージどおり、これでいきましょう。
実物は星の直径が3M、1:10の縮尺で三角錐とコアはそれぞれ高さが100mmで作ってあります。

4:アクリルパーツ


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模型を元にアクリルのパーツを作ります、正三角錐ですからパーツの形状は全て同じです。
二等辺三角形が3枚で一つの三角錐が出来ます。
つまり三角錐20本分のパーツは60枚です、実はこの時2基作ったので合計120枚加工した事になります。

5:アクリル三角錐


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パーツを三角錐に組み立て、接着の行程です。
底辺にあける取り付け用の穴は組み立てる前にあけてあります。
順番を間違えると後で苦労したり、時間のロスが出てしまいます。

この時、ひたすら貼り続けた三角錐は工場の中に所狭しと並びました。

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